入歯の話 その1
津市の中心に位置し(津駅から15分)亀山市からも通院可能なところにある(歯科・歯医者)ナカノ歯科クリニックです。
最近感じるのは入れ歯でお困りの患者さんがとても多いということです。また非常に難しい症例も多くあります。
患者さんの中には「いい入歯を作るのは全部歯がなくなってからにします。それまではどうせだめになるから最低の入れ歯で構いません。総入歯になれば作り替えなくて済みますから」という方がけっこういます。
医者の立場からいうと、この考えは改めて頂く必要があります。最近は歯科医療もずいぶん発達し、口腔の病気が全身の健康に与える影響も大きくクローズアップされています。ちゃんと噛めないと認知症のリスクが高くなります。また歯周病などを放置したままですと、心疾患や高血圧、糖尿病の発症憎悪のリスク因子にもなります。どちらにしても、ちゃんと噛めないということは一日3度の食事を楽しめません。これは悲しいことではありませんか?特に高齢になると食事が何より楽しみ、という方がふえるのですから。
きっちり設計された入歯は残った歯やあごの骨を守り、具合の良い状態を長持ちさせます。私の医院ではちゃんと作った入歯は10年未満で作り替えることはまずありません。そしてその間おいしく食事をとっていただいています。不適切な設計や、合わない入歯を入れていると残った歯も長持ちしませんし、顎の骨がどんどん痩せてしまい、結局総入歯も具合の良いものを作るのが非常に難しい状況になってしまいます。
食事の度ごとに使う入歯です。食事をしていない時も話す、自信を持って笑うなど,入歯のお世話にならない時間はないといってもいいくらいです。歯科医とよく話し合って、今現在体に一番いい入歯を作ることが大切です。
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